MISSION

地域と、
共に。

私たちは、
「地域農産物や伝統技法を活用した
商品開発や地域活動を通して、
農産物の生産振興、伝統継承に貢献し
地域活性化を実現し、
企業価値の向上を目指す」
ことを企業理念に掲げています。
地域の方々と向き合って
じっくりと対話することを大切にし、
地域の課題を共に解決しながら、
地域との共生を目指した取り組みを
数多く行っています。

森を守り、
海を守る

Mission#01

DENENは、能登の自然の恩恵を受けて生み出されます。
そのため、美味しい塩を作るためには、自然を守ることが大切になります。
私たちは、自然とうまく共存していく道を模索し、塩を作ることで自然環境に貢献していく取り組みを行っています。

Forest森を守る

間伐材を
使用

釜炊きを行う際に使う薪は、能登の里山から切り出される間伐材のみを使用しています。
間伐材を率先して使うことで、山の整備に貢献し、森を守る一翼を担っています。そして、化石燃料や廃材を燃料として一切使わないことで大気汚染にも配慮し、実質地球上のCO2濃度を増やさないという「カーボンニュートラル」の考え方に沿った取り組みにも着手しています。

Sea海を守る

海洋汚染と
向き合う

世界中で問題になっている「マイクロプラスチック」による海洋汚染に真摯に取り組み、海水を汲み上げる際にあらゆる固形物を特殊なフィルターで除去しています。そして、定期的に海岸清掃も行い、ゴミを少しでも減らしていく取り組みを行っています。
また、塩田からでる生活排水(トイレ・シンク)の設備は、汲み取り式を採用しており、汚水が一切海に流れ出さないようにしています。

Mission#02

地域共生

  • 産学連携で地域経済へ貢献

高齢化と過疎化が進んだ限界集落・珠洲市片岩町に塩の歴史・能登の風土を発信するための新しい拠点を作り、若い人たちを主とした交流人口を増やしたいと地元の方々、そして金沢工業大学の竹内申一准教授(当時)と学生の皆さんから賛同・ご協力を頂き、2014年8月「しお・CAFE」をオープンしました。 学生のスタディーケースとして、デザインは学生が担当し、限界集落に新たな風をと里山から里海に抜ける大きな風穴が開けられた斬新な設計の提案を採用しました。2015年グッドデザイン賞を受賞しています。

  • 地域農産物や伝統技術を
    活用した商品企画・開発

地域農産物や伝統技術を活用した商品企画・開発を通して、農産物の生産振興、伝統技術の継承に貢献することを目指しています。
開発した商品は、県内外へ流通させ、全国的な認知度の向上に努めています。また、DENENを使った代表商品「奥能登地サイダー しおサイダー」の売り上げの一部は、珠洲市里山里海応援基金を通し、揚げ浜式製塩法などの地域文化の継承・発展のためにと毎年地域に寄付されています。

  • 赤島キリコ
  • 祭りの様子
  • 地域との交流
  • 伝統のキリコで地域の方々と
    その文化の継承に携わる

珠洲市片岩町は高齢化が進み十数年間も同町の抜鉾神社に眠ったままの「赤島キリコ」を「しお・CAFE」の建設に携わった学生たち、地元住民と協力し復活させました。今もなお、伝統のキリコで地域の方々とその文化の継承に関わっています。

  • 海岸清掃

SDGsへの
取り組み

Mission #03

SDGs(持続可能な開発目標)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。

SDGsDENENのSDGs

揚げ浜塩主軸の
エコデザイン設計

私たちは、石川県珠洲市の伝統技法「揚げ浜式製塩法」による塩作りを主軸とした「“揚げ浜塩”主軸のエコデザイン」を設計し、これまで行ってきた里山里海を保全する積極的な取り組みの効果を循環させることによって環境資源の維持と繁栄に貢献することを目指します。これからもSDGsの理念の元、持続可能な開発目標を見据えて、様々な事業に取り組んでいきます。

里山保全

  • 森林資源を塩田にも再活用することで資源を大事にしています。

  • 地球上のCO2濃度を上げない活動に貢献しています。

エコ循環

里海保全

  • 伝統の「揚げ浜式製塩法」を継承し、現代の海洋汚染問題と真摯に向き合い、海を守っていきます。

  • 「揚げ浜塩」の製塩過程において産出される2次副産物(灰、苦汁)を商品開発に有効活用します。

  • 塩の生産振興を促すよう取り組み、次世代に繋いでいく。